2015年8月25日火曜日

ドローンの記事2本

ドローンに関する記事が大手新聞に今日ふたつ出ていた。

それだけドローンが注目されている証拠なのかも知れない。

ひとつ目は、「ソニーがドローン事業に参入した」という記事。
 
ソニーの子会社とロボット開発会社「ZMP」(東京)の合弁会社が機体を開発し、2016年前半にも企業向けにリースや測量などのサービスを始めるというのだ。


ヘリコプター型と飛行機型のドローンはすでに開発済みで、2015年度中にヘリ型を約100台生産するようだ。


試験中の飛行機型は、垂直方向に離陸した後、最大時速170kmで飛行でき、2016年度中の実用化を目指す。

ヘリコプター型と飛行機型はともに建築・土木の現場などで使われることを想定しており、2020年度までに売上高100億円を達成したい考えだ。 

画像や通信の技術が得意なソニーと、自動車の自動運転技術などを手がけてきたZMPの技術を
融合させ、離陸から撮影、着陸一までを全て自動で行えるドローンの商品化を進める、としている。



もうひとつは、無人航空機を専門に扱う中立的、非営利の社団法人の副理事長という人がドローンの運用が、どうあるべきか論じていた。

それによれば、

・ドローンの操縦方法はメーカーや機種によってさまざまである
・目的によって要求される技能が異なる。具体的には測量と行方不明者の捜索では必要な操縦技能は違ってくる

あらゆる機種を操縦できる技術を教えるのも極めて難しいので、「安全管理者」の資格創設をすべきである、としています。

さらに、
・ドローンの飛行目的がビジネスか趣味かの区分けは現実的ではない
・機体のサイズや形状、材質などによる区分けの方が合理的だ

また、飛行区域などを法的に規制しただけで、ドローンの安全性が確保されたわけではなく、
適切な仕組みとその運用も必要である、としている。

ドローンを扱う側の安全意識の向上が大事だというのである。

詳しくは新聞をお読み頂きたいが、さまざな問題があるにしても、ドローンの有効活用は現実の問題となってきているのだ。


関連参照:
ドローンとは何か
ドローンの記事2本
http://drone-movie-collection.blogspot.jp/

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