2017年11月11日土曜日

夜ふかし・遅寝の生活習慣

夜ふかし・遅寝の生活習慣は、小学校、中学校、高校と、学校年度が上げる毎に常態化していきます。

2010年にベネッセ教育総合研究所が公表した「第2回子ども生活実態基本調査報告書」(対象は小学校4年生から高校2年生までの児童・生徒1万3797名)によると、

・小学生では63・7%が夜10時以降に就寝し、
・中学生では34・o%が午前o叶以降に眠り、
・高校生では何と21・5%が午前1時以降も起きていました。

同級生か好きなアイドルのでているテレビをみているから自分も起きてみているとか、
塾の先生から勉強は昼間より夜中や早朝の方がはかどるぞなどと言われてそれを「実践」
している等と言われています。

最近とくに活発なクラブ活動、お稽占、塾通いの後、レポートの提出、テスト勉強、受験勉強で遅くまで頑張っているのだと思われます。

日本の小学校から高校までの児童・生徒は、寝る間を惜しんで学内外のノルマをこなし、
その後さらに自由な時間を享受しているようです。

一方で、子供の起床時間は、
・中学生「7時頃から7時半ごろ」が、
・高校生で「6時頃から6時30分ごろ」がもっとも多く、

この起床叶刻は早まる傾向にあります。

起床時刻は昔と比べて早くなっているのに、就寝時刻だけか遅くなっている。

ということは、今や多くの子供か睡眠不足を慢性化させたまま学校社会に適応する無茶な生活を送りっづけていることになります。

「子どもの自由」と言ってしまえばそれまでです。

でも、それが知らず知らずのうちに大切なわが子の健康や知性、情緒を蝕んでいるとしたら?

果たしてそう言いきれるでしょうか。


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